温故知新ラボ™
オナカだけをずっと真面目に考える「ONAKA研究カンパニー」腸内環境株式会社の研究所であり、ブランド名です。
続くことを考えた腸内環境を整えるための「食・運動・姿勢」商品の開発、販売を温故知新ラボにて行っています。複合炭水化物 低GI値 雑穀米「温故知新ラボ米」、レジスタントスターチサプリメント「レジスタ」、SOD産生サポート飲料「クロックティー」、足趾把持力(足指握力)強化サポート商品「ワシーガトウズ」、弓状線(腹横筋)強化フィットネスギア/下腹ぽっこり対策製品「ワシーガスタイル」、オナカサンダル(お通じサンダル)の「ワシーガアーチ」等。
腸内環境を整えるためには、食物繊維群(レジスタントスターチ、水溶性・不溶性食物繊維、オリゴ糖)、ファイトケミカル(ポリフェノールなど)を意識して摂取し、正しい姿勢で適度な運動を行うことが大切です。

トピックス

健康維持・向上には「キンキン(菌×筋)」が重要です! 菌筋活動、キン活のすすめ。

2025年11月12日

菌筋活動、健康維持・向上には「キンキン(菌×筋)」が重要

 

私たちが健康を維持し、年齢を重ねても元気に活動し続けるために欠かせないのが、「菌」と「筋」=キンキンの両輪です。
腸内細菌のバランスを整えること、そして筋肉を維持・向上させること。
この二つの活動が、実は深く結びついていることが近年の研究で明らかになってきています。

 

【1】腸内細菌という“もう一つの臓器”

 

人間の腸内には、約1,000種類、100兆個を超える微生物が棲んでいます。
これらは単なる消化の助けではなく、免疫、ホルモン、自律神経、代謝など、私たちの全身に影響を与える“もう一つの臓器”とも言われています。

腸内細菌の働きを最大限に引き出すためには、彼らの「エサ」となる食物繊維群、すなわちルミナコイド(Luminacoid)を摂ることが不可欠です。

ルミナコイドには以下のような種類があります。

■ レジスタントスターチ(難消化性でんぷん)
■ 水溶性食物繊維(発酵性食物繊維)
■ 不溶性食物繊維
■ オリゴ糖・ネバネバ成分など

これらを日常的に摂ることで、腸内のカラダに良い働きをする菌、特に酪酸菌やビフィズス菌が活発に働き、健康に欠かせない短鎖脂肪酸(特に酪酸)を生み出します。
酪酸は腸の粘膜を守り、炎症を抑え、腸内環境を正常に保つことで有害菌の増殖を防ぐ“腸内の盾”のような存在です。

 

【2】現代人が不足している「レジスタントスターチ」

 

私たちの食生活では、調理法や加工食品の普及により、自然に摂取できていたレジスタントスターチが極端に減っています。
レジスタントスターチは、単なる「でんぷん」ではなく、消化されにくい=腸まで届くでんぷんです。

この特性に注目して、弊社では独自に湿熱処理済レジスタントスターチ「レジスタ」( https://www.chounai-kankyou.com/resista/ )を開発しました。
通常の食事で不足しがちなレジスタントスターチを効率よく補い、腸内細菌を元気にし、健康のベースを整えることを目的としています。

この「菌(腸内)」を整えることこそが、すべての健康の出発点です。
しかし、もう一方の「筋」も同じくらい大切なのです。

 

 

 

 

【3】筋肉は「分泌する臓器」だった:マイオカインの発見

 

近年の科学が明らかにしたのは、筋肉は単なる“動かすための器官”ではないということです。
筋肉が収縮するたびに、ホルモンのような物質「マイオカイン(Myokine)」を分泌していることがわかりました。

マイオカインは、筋肉由来の「善玉サイトカイン」とも呼ばれ、全身の臓器にメッセージを送ることで、免疫・代謝・脳機能・脂肪燃焼をコントロールします。

 

代表的なマイオカインには以下のようなものがあります。マイオカインは、筋肉由来の「善玉サイトカイン」

つまり、筋トレをすれば「筋肉が分泌器官として働き」、
免疫力アップ、メンタル安定、脂肪燃焼、認知機能の改善といった多面的な健康効果をもたらすのです。

 

 

【4】筋トレで免疫機能は本当に上がるのか?

 

答えは「はい」。

適度な筋トレやスポーツは、免疫機能を高めることが分かっています。

★ ナチュラルキラー(NK)細胞が活性化し、ウイルスやがん細胞の排除を助ける
★ 白血球(マクロファージや好中球)の巡回が増え、感染防御力が向上
★ インターロイキン6などのマイオカインが抗炎症的に働き、慢性炎症を抑制
★ 運動によるストレスホルモン(コルチゾール)の低下で、自律神経のバランスも整う

つまり、「筋トレ=免疫強化トレーニング」でもあるのです。

ただし、過度なトレーニングは逆に免疫を下げてしまうため、
週に2〜3回、1回30分程度の中強度(軽く汗ばむ程度)が理想です。

 

 

マイオカインの重要性 筋トレとの関係

 

 

【5】菌と筋の相互作用:「腸筋連関」

 

最新の研究では、腸内細菌と筋肉が相互に影響し合っていることも分かってきました。

腸内環境が整うと

👉 炎症が減り、タンパク質合成がスムーズになる
👉 ミトコンドリア機能が高まり、筋疲労が減る
👉 アミノ酸の吸収効率が上がり、筋合成が促進される

一方で、筋肉が動くと

👉 マイオカインが腸粘膜を保護
👉 血流改善により腸内環境が安定
👉 免疫系が強化され、悪玉菌の増殖を抑制

つまり「菌が筋を支え、筋が菌を守る」これが菌筋活動(キンキン活動)の本質です。

 

 

【6】私自身の実践:菌筋の両輪で整える日常

 

 

 

 

私自身、腸内環境の研究と並行して、
日々の適度な筋トレ(最近は懸垂など)やウォーキングを続けています。

筋トレをすることで、体が軽くなり、心が前向きになる。
そのベースには、腸内環境が整っている安心感があります。

朝晩の食後には、湿熱処理済レジスタントスターチ「レジスタ」を摂り、腸内細菌のエネルギー源をしっかり補給。

そして、なるべく日中には体を動かし、筋肉を刺激してマイオカインを分泌させる。

この「菌」と「筋」の相乗サイクルこそが、
私が提唱する“菌筋活動=キンキン活動”です。

 

 

人間の腸内には、約1,000種類、100兆個を超える微生物が棲んでいます。

 

 

【7】まとめ:健康は「菌」と「筋」のチームプレー

 

現代人の健康課題:疲れやすい、眠りが浅い、代謝が落ちた、集中力が続かないなど、その多くは、腸と筋の機能低下から始まっています。

◆ 腸を整えるには → ルミナコイド(食物繊維群)を意識的に摂ること
◆ 筋肉を活かすには → 日常の中で体を動かすこと

どちらか一方ではなく、菌×筋=キンキンの両輪があってこそ、真の健康が維持・向上していくのです。

腸を育て、筋を動かす。

このシンプルな積み重ねが、私たちの未来の健康をつくります。

 

是非、今日から出来る範囲で意識して、日々の生活に「菌筋活動(キンキン活動)」を取り入れてみては如何でしょうか?

 

 

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