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オナカだけをずっと真面目に考える「ONAKA研究カンパニー」腸内環境株式会社の研究所であり、ブランド名です。
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腸内環境を整えるためには、食物繊維群(レジスタントスターチ、水溶性・不溶性食物繊維、オリゴ糖)、ファイトケミカル(ポリフェノールなど)を意識して摂取し、正しい姿勢で適度な運動を行うことが大切です。

トピックス

足趾把持力(足指握力)と足トラブル(浮き指、外反母趾)、腰痛の関係2

2020年12月3日

 

足趾把持力(足指握力)と足トラブル(浮き指、外反母趾)、腰痛の関係2 足趾把持力(足指握力)と足トラブル(浮き指、外反母趾)、腰痛の関係2

 

地面との唯一の接点である足裏

その土台である足指握力(足趾把持力)の低下が

腰痛を誘発

 

 

腰痛は、人口の4分の1、2800万人以上(2015年厚生労働省)と言われており、その内、7割以上、1960万人以上の方が原因不明のため、対症療法としてサポーターやインソール、痛み止め、飲み薬などでの緩和方法しかないと言われております。

しかし昨今、その腰痛の原因が徐々に判明しており、大きな原因の一つが、足指の衰え、足裏アーチ低平化などによる浮き指、外反母趾、偏平足などの足裏トラブルからくる姿勢の悪さから仙腸関節の圧迫を引き起こすことが大きな原因の一つとして認識されつつあり、複数の論文などでも発表されておりますが、逆に足指握力(足趾把持力)を強化することで、浮き指、外反母趾なども改善され、カラダの土台である足裏のアーチが整うことで、姿勢が良くなり、仙腸関節の圧迫も軽減できることで、腰痛に期待できると言われております。

 

 

 

 

足趾把持力(足指握力)と腰痛メカニズムとの関係を考察

足趾把持力(足指握力)と腰痛メカニズムとの関係を考察

 

昨今の腰痛トラブルがなぜ起こるかを足指握力(足趾把持力)と腰痛メカニズムとの関係から考察します。

 

姿勢が悪いと健康のためにジョギングやウォーキングを行い、かえって新たな痛みや不調が現れる人も多く、特に膝や腰に痛みを抱える方が多く、健康のために体を動かしても健康のためになる人、ならない人の差は、重力とのバランス、抗重力筋がうまく機能している人、していない人の差であり、一番の大きな差がつくところは、土台である足裏であり、姿勢であると考えます。

 

腰痛、ひざ痛、肩こりなどにおいて、病院や整骨院を受診し、器具や薬などで治療を行い、改善しても、再発する人の多い理由に、姿勢の改善を行わず、土台である足裏にトラブルを抱えたままということが見受けられ、改善しても、改善前と同じ生活習慣であれば、再発を繰り返す可能性は高いのが当然であると思います。

 

現代人に外反母趾や浮き指、偏平足が多いのは、シューズ、靴などの履き物が足の機能を過保護にし、足トラブルを保護するものになっていることによる足の機能低下、また裸足になる機会の減少、傾斜面や舗装されていない悪路を使う機会の減少による足指を使わなくても良い生活環境に原因があると考えられます。

 

つまり足指を使って地面、床面を踏ん張る場面が減ることで、足裏や様々な関節にわたる筋肉、靭帯が弱くなって、足裏アーチの低平化、足裏アーチ力の低下、足指握力(足趾把持力)の低下による外反母趾や浮き指、偏平足が多くなると考えられ、結果、人間の土台である足裏にトラブルを抱えることにより、バランスが崩れ、腰痛や膝痛、肩こりなどを誘発していることが推測されます。

 

足指を使わないと、なぜ足が徐々に弱るかと言いますと、足指を動かす筋肉や腱は、同時に足の縦と横のアーチを支えており、簡単に言えば、偏平足は足の縦アーチが落ち、外反母趾は、横アーチの低平化、また浮き指は、踏ん張ることが出来なくなるからであり、その土台からのゆがみや衝撃が仙腸関節の圧迫につながり、腰痛を引き起こし、足指を更に使わなくなると言った悪循環に陥るからと考えられ、足指を使わないことで、足裏、いわゆる足に浮き指や外反母趾、偏平足、内反小趾などのトラブルを誘発する可能性も大きく、誘発後は、必然的に足裏が不安定になり、それに合わせてバランスを取ろうと上体も傾き、下から上に足首、ひざ、股関節、骨盤、腰、背骨、首とカラダにゆがみが起き、歩く、走るたびに足裏から衝撃やねじれがゆがんだ上体へ常に負担がかかることで、痛みや不調を繰り返します。

 

浮き指や外反母趾、内反小趾であると、歩くとき足指に力が入らず、足指が浮いた状態、いわゆる足を上げた状態で歩くこと、いわゆる踵重心になり、衝撃を本来吸収する役目のある足裏アーチが機能せず、カカトでダイレクトに衝撃を受けることで痛みや不調を助長、またカカト重心になると姿勢が立っていると後ろへ倒れますので、カラダがバランスをとり、首を前に、背中を丸くします、いわゆる猫背、悪い姿勢になります。因みに猫背は、足指で踏ん張ることのできない方に多く見られると言われております。

 

腰痛やヘルニアを起こす多くの人に浮き指や外反母趾があるとも言われ、足裏の重心がカカト寄りになり、不安定で歩くたびにダイレクトに衝撃とねじれが繰り返し、腰に伝わることで、習慣となったねじれや衝撃がゆがみとなって蓄積し、仙腸関節のズレからクッション機能を果たせず、腰椎部いわゆる腰に負荷がかかり、腰椎部(5個の椎骨と椎間板、椎間関節、靭帯で連結)の痛み、また仙腸関節の圧迫による痛みが生じることからも、足トラブル(外反母趾、浮き指、偏平足、内反小趾)をできるだけ直すことで腰痛が改善することが期待できると考えております。

 

 

腰椎部、仙腸関節画像

 

仙腸関節は、骨盤中央の仙骨と、両脇の腸骨との間にある縦長の関節であり、その関節部が前後左右に数ミリほど動き、カラダの荷重や足裏などからの衝撃を和らげ、吸収して受け止める役割を果たす機能を有します。

仙腸関節が正常に働くことで、その他の関節にかかってくる荷重や衝撃の負担を軽減し、逆にこの関節の機能が低下することで、他の関節の負担が増大することから、関節の中心とも言える仙腸関節は、カラダにある他の関節の動きに影響を及ぼす最も重要な関節と言われております。

 

 

 

足趾把持力(足指握力)と腰痛メカニズムとの関係から導き出した答えは、足指握力(足趾把持力)をトレーニング、強化することで、足トラブル(浮き指、外反母趾、偏平足、内反小趾、その他)が改善され、仙腸関節の圧迫が軽減することで腰痛の改善が期待できるということになります。

 

 

 

ワシーガトウズページ

 

 

 

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