温故知新ラボ™
オナカだけをずっと真面目に考える「ONAKA研究カンパニー」腸内環境株式会社の研究所であり、ブランド名です。
続くことを考えた腸内環境を整えるための「食・運動・姿勢」商品の開発、販売を温故知新ラボにて行っています。複合炭水化物 低GI値 雑穀米「温故知新ラボ米」、レジスタントスターチサプリメント「レジスタ」、SOD産生サポート飲料「クロックティー」、足趾把持力(足指握力)強化サポート商品「ワシーガトウズ」、弓状線(腹横筋)強化フィットネスギア/下腹ぽっこり対策製品「ワシーガスタイル」、オナカサンダル(お通じサンダル)の「ワシーガアーチ」等。
腸内環境を整えるためには、食物繊維群(レジスタントスターチ、水溶性・不溶性食物繊維、オリゴ糖)、ファイトケミカル(ポリフェノールなど)を意識して摂取し、正しい姿勢で適度な運動を行うことが大切です。

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おばあちゃんの金言「まごわやさしいこ」―現代栄養学が裏付ける、和の食養生

2025年6月11日

 

おばあちゃんの金言「まごわやさしいこ」―現代栄養学が裏付ける、和の食養生

まごわやさしいこ 温故知新ラボ

 

昔から語り継がれる日本の知恵に「ま・ご・わ・や・さ・し・い・こ」という言葉があります。

 

  • ・・・豆(大豆、小豆、枝豆などの豆類)
  • ・・・ごま(ナッツ類も含めて種実類)
  • ・・・わかめ(海藻全般:昆布、ひじき、のり等)
  • ・・・野菜(特に緑黄色野菜)
  • ・・・魚(青魚や小魚を中心に)
  • ・・・しいたけ(きのこ類全般)
  • ・・・いも(じゃがいも、さつまいも、里芋など)
  • ・・・穀物(精製されていない玄米や雑穀などの全粒穀物)

 

これは、まさに日本の伝統的なバランス食の指標です。

実はこの「まごわやさしいこ」は、現代の栄養学や腸内環境学の観点から見ても、非常に理にかなった食習慣であることが明らかになっています。

 

 


 

 

現代科学が証明する「まごわやさしいこ」の力

 

この食生活は、以下の栄養素を自然に摂取することができます。

 

  • 複合炭水化物(ビタミン、ミネラル、食物繊維を豊富に含む)
  • たんぱく質(植物性+動物性のバランス)
  • 発酵性食物繊維(腸内細菌のエサになり腸内環境を整える)
  • 抗酸化物質やファイトケミカル(細胞老化の抑制)

 

特に、腸内フローラの多様性を保ち、免疫力・メンタル・代謝にまで好影響を与える点は、現代医療の研究でも注目されています。

 

 

まごわやさしいこ 温故知新ラボ

 

 

成長期と中高年で異なる「たんぱく質の摂り方」

 

ただし注意すべき点もあります。それはたんぱく質の摂り方のバランスです。

 

  • 成長期の子どもや若者には

 → 植物性:動物性 = 1:2 の比率が望ましいとされています。

 動物性たんぱく質には骨や筋肉の「構造」を支える役割が強く、小麦グルテンのように膨らみのある骨格形成に寄与します。

 

  • 中高年以降になると

 → 植物性:動物性 = 2:1 のバランスが理想的。

 加齢による腸の負担や代謝の低下を考慮すると、植物性たんぱく質を多めに摂取する方が、腸と全身の健康維持につながります。

 

 


 

 

「まるごと食べる」習慣の知恵

 

また日本の昔ながらの食文化には「魚はまるごと食べる」という習慣がありました。

 

骨や内臓、皮に含まれるカルシウムやビタミンD、DHA・EPA、微量ミネラルなど、まさに“全部食べて全部活かす”という自然の摂理にかなっています。

 

現代では、身だけを食べる傾向がありますが、たとえば小魚や煮干し、ししゃもなど、まるごと食べられる魚は、今こそ見直されるべき「完全栄養食品」と言えるでしょう。

 

 

まごわやさしいこ 温故知新ラボ

 

 

温故知新の食卓を、もう一度。

 

おばあちゃんの知恵は、単なる言い伝えではありません。

科学的な裏付けとともに、今の私たちの健康を守る知的な食の指針として蘇っています。

 

食の欧米化、超加工食品の氾濫が進む現代だからこそ、「まごわやさしいこ」をベースにした温故知新の食卓を、もう一度日々の暮らしに取り入れてみてはいかがでしょうか。

 

 

 

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