温故知新ラボ™
オナカだけをずっと真面目に考える「ONAKA研究カンパニー」腸内環境株式会社の研究所であり、ブランド名です。
続くことを考えた腸内環境を整えるための「食・運動・姿勢」商品の開発、販売を温故知新ラボにて行っています。複合炭水化物 低GI値 雑穀米「温故知新ラボ米」、レジスタントスターチサプリメント「レジスタ」、SOD産生サポート飲料「クロックティー」、足趾把持力(足指握力)強化サポート商品「ワシーガトウズ」、弓状線(腹横筋)強化フィットネスギア/下腹ぽっこり対策製品「ワシーガスタイル」、オナカサンダル(お通じサンダル)の「ワシーガアーチ」等。
腸内環境を整えるためには、食物繊維群(レジスタントスターチ、水溶性・不溶性食物繊維、オリゴ糖)、ファイトケミカル(ポリフェノールなど)を意識して摂取し、正しい姿勢で適度な運動を行うことが大切です。

トピックス

同じ脂肪でも皮下脂肪より内臓脂肪が怖い理由

2022年10月1日

皮下脂肪より内蔵脂肪が怖い理由

 

内蔵脂肪が怖い理由

 

一般的に肥満度の高い方は、

心臓に負担が掛かる、また骨格に負担が掛かることで

様々な疾患を誘発する可能性が高まると言われておりますが、

それ以外に一番問題なのが内臓脂肪であることが判明しております。

 

内臓脂肪と腸内環境

 

内臓脂肪とは、皮膚のすぐ下につく皮下脂肪と違い、

単にカラダを重くするだけでなく、

様々な物質を放出している分泌器官です。

 

 

 

皮下脂肪より内蔵脂肪が怖い、多いと良くない理由に関しましては、様々な論文等でも明らかになっております。

一般的に男性の方が多く、女性の方が少ないとされておりますが、昨今、男女ともに内蔵脂肪の多い方が増えており、原因の大きな理由は、アブラの摂りすぎと言われております。

また、内臓脂肪が皮下脂肪より早く落ちるとも言われておりますが、基準が曖昧であり、人によっては、内臓脂肪が皮下脂肪より落ちないケースも多く、一概に当てはまらないのが現状です。

 

痩せている方でもおなかだけがポッコリ出ている大きな一つの原因は、主に内臓脂肪が多いことであり、内臓脂肪は、小腸などを支えている膜、腸間膜に脂肪がついてることを指し、ブロイラーの鶏もも肉にある皮の裏に黄色いアブラがこってり張り付いているイメージのものになります。

内蔵脂肪が多いと、呼吸が浅くなる、また肺活量が低下、また心臓も下から圧迫されるとも言われます。

そして内蔵脂肪が怖いのは、皮下脂肪と違って、脂肪細胞そのものが悪い物質を作り出して、血圧や血糖値を高めたり中性脂肪を増やしたりして、結果として動脈硬化を招きやすいことです。

内臓脂肪の多い人は、腸内環境にも悪い影響を及ぼします、一般的に便秘の方も多く、原因は、内臓脂肪が腸間膜につくことから、腸が脂肪に圧迫され、腸の内腔が十分に広がらないことが挙げられ、また腸の蠕動運動を促そうにも内臓脂肪がクッションになり、刺激が伝わりにくくなっていることが腸内環境にも悪影響を及ぼしています。

詳しく解説しますと、内臓脂肪の細胞の中では、皮下脂肪よりも速いサイクルで中性脂肪の分解と合成が行われ、代謝が活発で多彩な「アディポサイトカイン」という脂肪細胞の生理活性物質を分泌しています。

脂肪細胞は、単胞性脂肪細胞(白色脂肪細胞)と多胞性脂肪細胞(褐色脂肪細胞)に分かれ、脂肪細胞のほとんどは、白色脂肪細胞で、良い働きをする褐色脂肪細胞は、背中側、特に首や肩甲骨のまわりなど、カラダの一部しか存在しません。

白色脂肪細胞は、脂肪を蓄え、褐色脂肪細胞は、脂肪を燃焼して熱を産生します。

脂肪細胞は、アディポサイトカインと言う多彩な生理活性物質を分泌し、そして肥満になると白色脂肪細胞が増加し、善玉のアディポネクチンの分泌が低下、悪玉のアディポサイトカインの分泌、生活習慣病の発症の確率が高まります。

褐色脂肪細胞が加齢や生活環境(食習慣など)により減る、衰えることで内臓脂肪が増える、また関連して生活習慣病、メタボリックシンドロームの原因との研究結果もあり、内臓脂肪の多い人は、活性酸素による酸化ストレスにより晒されているとも考えられております。

もちろん、上記だけの理由でなく、肥満になるということは、人間の個々の持った骨格は、脂肪が増える増えないに関わらず、変わらないため、脂肪が増える分、骨、関節など習慣的に負担がかかり、ロコモティブシンドロームの原因にもなります。

 

1アディポサイトカイン脂肪細胞から分泌される脂質代謝や糖代謝を円滑にする働きのある整理活性物質(ホルモン)の総称、内蔵脂肪がたまることで分泌調整不全をきたす。

主に食欲を抑えるレプチン、傷ついた血管を修復するアディポネクチンなどの善玉物質、そしてインスリンを妨げるTNFα(ティエヌエフアルファ)、血栓の融解を妨げるPAI-1(パイワン)、血圧の上昇を高めるアンジオテンシノーゲンなどの悪玉物質があり、内臓脂肪が増えることで、善玉物質は、良い作用が抑制、減少し、悪玉物質は、分泌が高まり、作用を増大させます。

2 アディポネクチン脂肪細胞から分泌される生理活性物質(アディポサイトカイン)のうちの善玉物質の1つであり、傷ついた血管を修復したり、マクロファージの血管壁への接着の抑制などの有用な働きがあり、またインスリン感受性を高めてインスリン分泌を節約して糖尿病を防ぐ働きも担っています。

アディポネクチンとアディポサイトカインの関係性:アディポサイトカインの多くは、肥満に伴って脂肪細胞から分泌が亢進され、アディポネクチンは、逆に内臓脂肪が増えれば増えるほど、分泌が低下し、血液中の濃度が低下します。肥満を改善し、内臓脂肪を減らすことはアディポネクチンの分泌を正常化させます。

 

 

 

<体脂肪・内臓脂肪目安表>

体脂肪、内臓脂肪の表

 

 

では、内臓脂肪を上記表の年齢平均にするためには、何をすれば良いか?ですが、弊社が当初からお伝えしている「腸内環境を整えるための3つの習慣」と同じ、イコールを推奨しております。食に関しましては、食物繊維群(レジスタントスターチ、水溶性・不溶性食物繊維、オリゴ糖)、ポリフェノールを意識(緑黄色野菜、なるべく皮付きの野菜、全粒穀物など)して摂取、また足指、足裏から首の頚椎のおいての姿勢を意識して、適度な運動を行う習慣をつけること、外出時などは、なるべく上りの坂道、階段を選んでいただくことをオススメしております。

上り坂を登る姿勢が、頭、首の頚椎、足指まで、100年前から提唱されているアレクサンダー・テクニークという心身技法やヨガ・バレエ・カイロプラクティックなどを簡素化した姿勢になることがオススメの理由になります。

 

 

 

<温故知新ラボの推奨習慣>

腸内環境を整えるための3つの習慣、イコール内臓脂肪を落とすための3つの習慣

 

 

 

<年齢別カロリー摂取目安表>

内臓脂肪を減らすための摂取カロリー表

 

摂取カロリーを意識して、ある程度の満腹感を得ようとするために量を摂ろうとすると、

必然的に糖質の多い食品は抑えるようになり、結果、軽い糖質制限にもなります。

また、腸内環境を整えるために、食物繊維群、ポリフェノールを意識して摂取することは、

必然的に低GI・FI値の食品を摂ることに繋がります。

 

 

 

 

 

 

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