温故知新ラボ™
オナカだけをずっと真面目に考える「ONAKA研究カンパニー」腸内環境株式会社の研究所であり、ブランド名です。
続くことを考えた腸内環境を整えるための「食・運動・姿勢」商品の開発、販売を温故知新ラボにて行っています。複合炭水化物 低GI値 雑穀米「温故知新ラボ米」、レジスタントスターチサプリメント「レジスタ」、SOD産生サポート飲料「クロックティー」、足趾把持力(足指握力)強化サポート商品「ワシーガトウズ」、弓状線(腹横筋)強化フィットネスギア/下腹ぽっこり対策製品「ワシーガスタイル」、オナカサンダル(お通じサンダル)の「ワシーガアーチ」等。
腸内環境を整えるためには、食物繊維群(レジスタントスターチ、水溶性・不溶性食物繊維、オリゴ糖)、ファイトケミカル(ポリフェノールなど)を意識して摂取し、正しい姿勢で適度な運動を行うことが大切です。

トピックス

日本人とお米の歴史から見える食物繊維の減少=腸内環境の変化

2023年11月2日

 

 

腸内環境を整えるためには

「食物繊維群(ルミナコイド)」を摂る事が最も重要。

但し、食物繊維には種類があります。

レジスタントスターチ、水溶性食物繊維、不溶性食物繊維、オリゴ糖、その他

 

 

個々の食物繊維には作用が違うため

様々な食物繊維の種類を取ることが大切

 

 

普段の野菜からは、主に不溶性食物繊維、オリゴ糖は摂れます。

 

ただし水溶性食物繊維は摂りにくく、出来れば白米に大麦(押し麦・もち麦・米粒麦など)を何割か入れることをおススメしております。

 

そして現代において食物繊維群の中で、一番摂りにくいのが「レジスタントスターチ」であることから、弊社では約8年前から湿熱処理済みのレジスタントスターチ「レジスタ」を開発販売しております。

 

 

以下に日本人とお米の歴史から見える食物繊維の減少=腸内環境の変化についてご紹介します。

 

日本人と米の歴史資料
日本人の食、腸内環境の変化

上記表、約50年前でなく80年前の記載ミス

 

 

日本人が白米を主食として食べ始めたのはいつ頃からでしょうか?

 

貴族、武士などの身分の高い人たち、町人は比較的早い時代から白米を食べていました。

しかし約7割の日本人は農民でした。

彼らが白米を食べ始めたのはいつか、、、それは、、

 

たった約80年前

 

それまでは麦飯や芋粥、玄米などの雑穀が主食でした。

昔は短命だったと言われておりますが、医療が発達していなかったためウイルス性の疾患で亡くなる人や乳幼児の死亡率が高かったということを除けば、農村部を中心に長寿の方々が多くいたことが推測されています。実際に農業をされていた先祖がどのくらい生きられたか、お聞きになってみては如何でしょうか?

 

上記の表からも分かる通り、昔は、雑穀中心の生活でした、雑穀には、食物繊維やポリフェノールが豊富、またビタミン、ミネラルも多く、たんぱく質、脂質も含まれ、ある意味完全栄養食と言っても過言でないくらい栄養があります。

 

歴史を振り返っても、白米文化が全国に広がる中で、生活習慣病が激増しております、しかし、ここまで浸透した精白米文化を変えることは難しく、せめて白米に雑穀を混ぜるなどしてほしいと心から願っています。

 

白米に雑穀、特に大麦(押し麦、米粒麦、もち麦など)を3割~4割混ぜる、もちろん1割でも混ぜるだけで、おそらく今の生活習慣病が半減すると思います。

 

大麦には、水溶性食物繊維、βグルカンが豊富に含まれており、この穀物の特徴は、米と違い、芯の芯まで水溶性食物繊維が豊富に含有されていることです。米、いわゆる玄米だと玄米の皮の部分、ヌカに栄養は多く、不溶性食物繊維は豊富ですが、このヌカを取って白米にすると、食物繊維は、ほとんど無くなります。

 

しかし大麦は、大麦の皮の部分、はったい粉の部分は、栄養は多く、不溶性食物繊維が豊富ですが、ここからが他の穀物と違うところで、いわゆる大麦を白米状態、世の中で言う、大麦にすると、水溶性食物繊維の塊になります。

 

水溶性食物繊維を多く摂取できる作物も少なく、例えば、らっきょ(エシャレット)、ごぼう、にんにく・・・・、らっきょの生は、食物の中で一番豊富ですが、ほとんど出回りません、よってらっきょう漬けになりますが、これでも水溶性食物繊維は、他の食物と比べれば豊富です。

 

以前、らっきょ漬けの汁に溶け込んでいるなどという文章を発見し、実際に食品分析センターで調べました、サンプルを3種類調べた結果、汁には、食物繊維は、ほぼゼロという結果が出ました、よって汁を飲むことは避けたほうが賢明だと思います。

 

世の中で言われる食物繊維で、一番足りていないものは、レジスタントスターチと水溶性食物繊維です、食物繊維は、ルミナコイド(食物繊維群)と呼ばれ、種類は、レジスタントスターチ、水溶性食物繊維、不溶性食物繊維、オリゴ糖などがあります。

 

食物繊維群の特徴として人間が生まれた時から持っている腸内細菌を元気に、そして増やし、また腸内で短鎖脂肪酸を産生、産生された酪酸、酢酸、プロピオン酸が個々の働きをします。この酪酸、酢酸、プロピオン酸が身体を元気にしてくれます。この3種類は、それぞれにレジスタントスターチ、水溶性食物繊維、不溶性食物繊維、オリゴ糖で産生する割合が違います。(因みにレジスタントスターチが酪酸を産生する率が一番高いです)

 

パンフレット裏一番下部の表に明記

 

よく食物繊維を摂っているけど、便秘が治らないとか、食物繊維のとり過ぎが駄目とか言われますが、ほとんどが、バランスの良い食物繊維群、レジスタントスターチ、水溶性食物繊維、不溶性食物繊維、オリゴ糖をバランス良く摂れていないからと推測できます。

 

現代の様々な免疫疾患、アレルギーや難病、花粉症など、腸内環境の悪化が原因の一つと言われており、腸内環境を整え、免疫力や造血、脳腸相関、栄養産生等の腸の機能を正常に動かすことが重要だと思います。

 

日本人と米の歴史から見ても食物繊維の減少は、顕著でありますが、意外に現代の日本人の食物繊維摂取の割合が多いものは、ごはん(白米)一番です。よってこれが雑穀だった時代は、自ずと食物繊維が今の2,3倍は摂取していたことが推測できます、その結果、現代人は、昔の人と比べて腸内環境の変化として、便の量があきらかに少ない、昔は300g~500gと言われていた便の量が、現代人は、200gくらいと言われていますし、便秘のを抱えている方を踏まえれば、もっと少ないとも考えられます。

 

 

原理原則として

口から入れる食品は、何であろうが、どんな名前のものでも、

食道を通って胃で分解、小腸で吸収され栄養素になります、

そして吸収されないものが腸まで届きます。

この届く代表的なものが「食物繊維群(ルミナコイド)」です。

 

とりあえず白米に大麦を1割でも3割でも

混ぜて食べられることをお勧めします。

(もちろんレジスタントスターチ「レジスタ」もご検討下さい)

 

 

 

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